いわゆるマダムのイメージはどこから来るのか

こないだの記事でもちょこっと反応した例のマダム問題。大輔さんファンが富裕層のマダム扱いされるのはなぜか、ひいては○川きよし氏とか某ペ氏とかのファンと同一視されるのはなぜか、ということをあれからつらつら考えてましてね。

 

あれねー、書いてるオッサンが若かった頃に思い描いた「おばさん」のイメージそのまんまで書いてるから現実と齟齬が出るんじゃねえかと思うんですよ。つまりそれまでおとなしく家庭に入っていたおばさんが!ある日突然!若い男にとち狂って!夫に内緒で家の金をつぎ込む!…という。
しかし今は2014年なわけで。オッサンどもは自分が若かった頃の「おばさん」像を現実の2014年のババアにもそのまま当てはめてるのだろうがよく考えてみろ、2014年のババアはオッサン自身やオッサンの妻と同年代だぞ!若き日に80年代90年代のサブカルを味わい尽くしたババアだぞ!うわあ!!怖い!!!
そんなババアがどうなるかというと、若い頃からオサレや美容が大好きだった女子は家計をやりくりしてオサレや美容の手を抜かない中年女子になってるだろうし、好きなバンドのライブや劇団の舞台を見るためにはるばる大阪だの京都だの岡山だのに夜行バスで遠征してたサブカルクソ女はご覧の通りのサブカルクソババアになってるんだよ!ひどい実例だ!
 
…まあそんな風に、趣味の傾向ややってることはそうそう変わらんのですよ。よしんばサブカルクソ女が金と夫を手に入れたとしても、そこには断じてオッサンのイメージする「若い男に入れあげる富裕層のマダム」などおらず、ただ己の趣味の世界に邁進するサブカルクソマダムが爆誕するだけなのじゃよ…。
ちなみにサブカルクソマダムのわかりやすい実例があの、大輔さんファンでもある某政治家夫人ね。あの人がラジオのゲストに出た時は傑作だったなー。「若いイケメンに夢中になるマダム」のイメージに当てはめようとする司会者の誘導質問の数々を華麗にスルーしまくってただひたすら「高橋大輔のスケートがどれほど美しく、また特別であるか」だけ!を語り続ける某夫人にサブカルクソマダムの真髄を見ましたね…ちょっと伝説のロクサーヌ解説(by KENJI)にも通じるものがあったね…っていうか大輔さんにはファンに語らせる魔力があるんだから仕方ないね…語っても語っても語り尽くせない呪いだけどね…(真顔)
 
あと、なぜか「女が特定の男のファンであるということは、そこに恋愛に近い感情があるのが当然」という考え方をする人って結構多いのな。
前の職場でワシが大輔さんファンであることを知った同僚が「大ちゃんと結婚したいー?」とか茶化してきやがりましたので、
 
「貴様は美しい絵画や演劇や音楽と結婚したいと思うのか。むしろそんな風に音楽と結婚できるのはミューズである高橋大輔の特権であり我々はそんな彼と音楽とのマリアージュをかぶりつきで見てヒャッハーしたり感動の涙を流したりするド変態であるからしてほっとけ馬鹿野郎」
 
というような内容を100倍ぐらいソフトにして説明した経験がありまして。まあ同じ女であってもこういう認識の違いがあったりするので、オッサンの書く記事に理解を求めるのは無駄じゃねえかと思うよう。さんざん長文書いて結論これかよ。