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混沌じょのいこ。

だいじょうぶだ、おれはしょうきにもどった!

石炭化石館ほるるにおいでよ 暗くて怖いよ 子供が泣くよ

某ダイスケグラムのおかげで恐竜熱が高まっている昨今ですが皆様お元気ですか。この機に乗じて今回はわたくしのお気に入りの施設、石炭化石館ほるるをご紹介しようと思います。いわゆるモロマです。例によってどんなに宣伝しても一銭も入りませんが勝手に俺の充実感プライスレス。そんなモロマです。

ほるるの特徴、それは一言で言うなら「怖い」。これに尽きます。これ絶対全力で子供を怖がらせようとしてるだろ!と突っ込まずにはいられない作りになっているのです。
ではその怖さを具体的に列挙していきましょう。


  • 展示室が暗い

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化石や剥製などの展示は照明が明るいところが多いと思いますが、ここは展示室がいきなり暗いのです。写真だと逆に暗さが全く伝わらないぐらい暗い。その暗闇の中、スポットライトに浮かび上がる恐竜の化石…


  • 恐竜は思ったより遥かにでかい

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こちらも写真では全く大きさが伝わらないのですが、その、スポットライトに照らされた恐竜がとにかくでかい。リアルに見たことのあるどんな大きな動物よりも遥かにでかい。あまりにも大きすぎるもの、特に暗闇の中の大きなものって怖いじゃないですか。夜のこいのぼりとか。怖くないか。俺は怖い。

  • 演出が怖い

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暗い展示室に浮かび上がる巨大な化石群。更に追い打ちをかけるように、静けさの中でときおりザザー……と波の音がします。そして波の音がする旅に、足元に三葉虫の群れがサーッと通り過ぎていく姿が投影されるのです。虫関係が苦手な人はもうここでアウト。

  • 人がいない

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そうです。どんなに室内が暗かろうが恐竜がでかかろうが演出が怖かろうが、人が大勢いればどうってこたあないのです。しかしここはゴールデンウィークや夏休み以外の普通の休日はとても人が少ない。ましてや平日など、普通に貸し切り状態です。
一人で行くと超楽しいぞ!ちょっとした体育館ぐらいの広さの暗い展示室を埋め尽くす巨大な恐竜の化石に囲まれて、不意打ちで襲ってくる(ただの通りすがり)三葉虫の群れにビクッとなりつつぼーっとしてると怖さのあまりアドレナリン出てくるからな!


さて、そのメイン展示室から2階に上がるとようやく普通の照明のコーナーです。ここは小さい化石や琥珀などが展示してあり、休日にはアンモナイト削り出しや琥珀でアクセサリー作りなどができるようです。ほっとしますね。ほっと一息ついた後に真の恐怖がやってくるのもまた、お約束ですけどね。


そうですここで怖さの真打ち、常磐炭鉱模擬坑道の登場です。2階の突き当たりのエレベーターの扉には何やら炭鉱夫たちが乗り込んでいる絵が描かれています。ボタンを押すとガラガラガラという効果音とともに扉が開きます。乗り込んで扉が閉まると、そこは真の闇…そこへ響く「これから○分かけて○百メートル下の坑道へと入ります」的な案内音声…上がる心拍数……



ガコン!


ゴゴゴゴゴーーーーー!!




_人人人人人人人人_
> 泣き叫ぶ幼児 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄



ある意味ここが恐怖のピークかもしれません。
しかしやっと下に着き、扉が開いてもそこには闇に覆われた長い長い道のりが!絶望する幼児!困惑するお母さん!怖さのあまりハイテンションになる男子小学生!

そんな模擬坑道は進むにつれて炭鉱の掘り方の歴史がわかるようになっています。蝋人形だかプラ人形だか知りませんが、等身大の人形たちが闇の中で働いているのです。そして人形にはセンサーがついていて、人が近くを通ると動き出し、喋り出すのです……

俺が幼児なら泣いてたね!小学生なら目をつぶって走り抜けてたね!!

更に坑道を抜けると炭鉱の人たちの生活を再現したコーナーが。ここもやっぱり突然人形が喋ります。やめろ不意打ちは!びっくりするだろ!おかみさん達の井戸端会議の内容を全部聞きたくて何回も通りすがっちゃうだろ!



そして長い長い道のりが終わり、角を曲がるとそこは



…??


1階エントランス???



そうです、エレベーターに長時間乗っていたので錯覚してしまいますが、模擬坑道があるのは地下ではなく1階なのです。さあ、お土産コーナーで琥珀などいかがでしょうか。
そんな世にも奇妙な物語的な落ちで、この恐怖ツアーはおしまいです。お疲れ様でした。この案内が本当かどうかは、ぜひご自身の目でお確かめ下さい。(モロマ)