氷艶2019は特異点化した源氏物語世界の冒険である(!?)

さて、氷艶2019-月光かりの如く-の情報もじわじわと出てきまして、各キャストのインタビューや衣装が公開されりしているのに気を取られていたらいつの間にか公式サイトの「あらすじ」が公開されていました。


本当にいつの間にか何のアナウンスもなくnewの印すらもなく公開されていたのですが、これがまた「そ、そんな重要なことはもっと大々的にお知らせしろよ!」と突っ込みたくなるような衝撃的な内容だったのです。
そして衝撃的と言っても、氷艶2017を見た人にはウヒョー!今回はこう来たか!たまんねえな!!という感じの衝撃であるのに対し、氷艶を見たことがない、特にガチの源氏物語クラスタの方には「なんだこれは…」という衝撃であることは想像に難くありません。
そう、「氷艶2019」は「源氏物語アイスショー化」では、ない。前回の「氷艶2017」が日本神話のアイスショー化ではなかったように。なんつーかもっとこう…カオスな…なんでもありな…例えるならそう、FGO特異点のような…いやーこういう例えを出す時にほんっと便利だなFGO

コラで表すとこんな感じ(!?)

ちなみに前回の氷艶2017は「日本神話の神々のゴタゴタがきっかけで悪の権化仁木弾正が召喚され、それに対抗するために善の陣営が源義経を召喚する(そして義経が女装して潜入して踊って捕まって大変なことになったりする)」という大変にカオスな内容であったのですが、これもオタクに対しては「英霊召喚」の一言で説明できたからな。あと特オタには「スーパーヒーロー大戦」で説明できた。スパロボみたいって言ってる人もいたな。

対するに今回の氷艶2019は、とりあえず召喚はしない。多分。陰陽師出てくるからちょっと怪しいけど多分召喚はしない。はずだ。
でもあらすじを読むとチャンバラ成分はある、よね?ありますわよね?ちょっと前のめりでぐいぐい期待してるんですけども。
というのも、前回の氷艶2017のクライマックスの氷上での殺陣が非常に非常に素晴らしかったからです。スケートのスピード感と殺陣は合う、物凄く合う。なので実はあらすじ公開よりも前から今回も殺陣はある!と予想していました。そりゃ源氏物語にチャンバラはないけども、だってこれ氷艶だしな!やるだろ!?なあ!という謎の確信でもって。

あと前回は岩長姫という、義経に対して性癖をこじらせまくりついでに見ている我々の性癖まで暴いて下さった悪のスーパーヒロインがいらっしゃいまして、脚本のノリノリっぷりに震撼したものです。そして今回は光る君と朱雀帝との関係性にこう…脚本の都部寸さんの…非常に楽しく書いていらっしゃるのであろう感が…あらすじの段階から既に滲み出ていて…


イイネ!!!!!


そりゃー光源氏高橋大輔で朱雀帝がランビエールだったらそうだよね!!!!わかる!!!!!


と脳内で固い握手を交わしたくなるほどです。
高橋大輔ランビエールは現役時代のライバルで、そしてこれまでに二回アイスショーでコラボしております。一回目はスイスで開かれたアイスレジェンドというショーでの通称「男の友情」コラボ、そして二回目は日本でのクリスマスオンアイスのコラボ。二回とも非常に好評で、特にクリスマスオンアイスの時は時期がYOI放送中だったこともありアニオタ方面にも好評を博し、コラボを元にしたファン制作の動画をランビエール本人がツイッターで紹介したりしていました。
ちなみにアイスレジェンドのコラボが「男の友情」と呼ばれているのは「プレイボーイのランビエールカロリーナ・コストナーと恋に落ちたと思ったら突然現れた高橋大輔にメロメロになって結局二人に振られて絶望して終わる」という凄い内容のストーリーで高橋大輔ランビエールのランデブーの時に「男同士の友情を表現しています」というNHKアナの解説が入ったことが理由です。
(昔このコラボを元ネタにした童話っぽいのを書いたよ)


そして三回目はまさかまさかの氷艶ですよ。そして「ら、ランビエールが朱雀帝!?」という驚きも、圧倒的なビジュアルでもって納得させてしまう、この説得力。そしてオラオラお前ら存分に期待しとけよと言わんばかりのこの、あらすじ。


期待しますよ!!!!

期待しますとも!!!!!!


というわけで氷艶2019、すっげー楽しみにしているわけですが、もしガチの源氏物語を期待してる方がいたらちょっと待ってこれ特異点だからそこんとこ覚悟しといてよろしく!という気持ちでこれを書きました。
詳しいメイキング的なものは5/18に日テレで特番やるので関東地方の人はそれを見るといいよ!俺は!見れない!!!!