全日本っていいな(生きててよかった2018)

たのしかったー!

\ 全日本! /

生きててよかった!

\  2018! /



4行で終わらせるわけにもいかんのでちゃんと書くけど、ほんとーーーーに全日本フィギュアスケート選手権の放送はフジテレビに感謝したよ。BSと地上波のリレーでシングル全選手生放送、ネットでは全選手インタビュー生配信って、神か?神だな?おかげで4日間テレビの前にかじりついて「いいないいなー、ぜーんにほーんっていいなー♪」とまんが日本昔ばなしの替え歌を歌いながら夕飯にカップ麺を食べる日々だった。
この放送を実現させるまでの中の人たちの努力にはまじで頭が下がるよ。YOIあたりからフィギュアスケートを見始めたファンにはフジのフィギュア放送は落ち着いてていい、という印象があるかもしれんけど、かつては日本でやってるのに時間差放送とか悪名高い塩原アナの謎ポエム実況とか随所随所随所随所に挟みまくる煽りVTR(テレ朝GPSでおなじみのアレ)とか極めつけが今でも語り草になってる「番組名は確かに全日本フィギュアスケート選手権男子ショートプログラムなのになぜか前半の1時間タレントのクイズ番組を延々見させられる」とか色々あったからな…いやー書き連ねるとほんと色々あったな…ほんとにな…
ソチ後にフジのフィギュアスケートの担当Pが変わって、そこからBSで専門番組であるフィギュアスケートTVのレギュラー放送、TESカウンター導入、極力多くの選手を放送しようとする試みなど徐々に変革していって、そのたびに視聴者の反応から手応えを得て、たどり着いた到達点がここですよ。感謝。圧倒的感謝。フジでここまで真っ当にスポーツ中継としてのフィギュアスケートが見られるとは、ほんといい時代になりましたな…。

で、BSではなんとSPのグループごとに出場選手の意気込みまで放送してくれて、これがまた本当にみんなキラキラしていて個性にあふれていて、わし思わず謎の涙がドバァってなっちゃったよ。あの全日本名物の薄い冊子にモノクロで全選手の写真と一言プロフィールみたいなのが書いてるあれ、あれがまんまカラーで生き生きと動いて喋ると思ってくれ。泣くだろそりゃーよ。



↑このページの【滑走順 意気込みコメント】ってとこから見られるので是非見て。全選手見て。

ほんとに(俺この記事中に何回ほんとにって使ってんだ本当に)フジスケさんは選手たちひとりひとりの存在を大事にしてくれて、現地に行かなくてもテレビ見てるだけで全日本の空気がダイレクトに伝わってきた。
でね、高橋大輔ファンのワシとしては、あーこれは大輔さん復帰したくなるわーわかるわーってつくづく思ったのね。
大輔さんが復帰会見で言ってた「それぞれの選手が、それぞれの目標を持って全日本選手権に向かってる」姿が眩しいほどに伝わってきたし、そんな彼らと「それぞれの思いの中で戦う」ことを目指したくなるのもほんとにほんとにほんとーーによーーーーくわかったよ。これは本当に眩しい。素敵だ。
そして自分がそれを(頭では理解していても)改めて空気感として「実感」できたのは、他ならぬフジの、ひたすらそのまんま生放送してくれたあの番組のおかげだった。感謝。圧倒的感謝。

で、試合の後はインスタライブでなんかちっこいホール(抽選会と同じ場所?)で選手たちが全員集合した中での代表発表まで中継してくれてね。まあ大輔さんが選ばれないのは想定内だよなー海外試合出てないからミニマムスコア持ってないしなーとか思ってたらジュニアやペアの選手とかが何人も「××代表、○○さん、●●さん。○○さんはミニマムないので取ってきて下さい」って言われてて。全日本までに海外派遣がない選手(そのシーズンの強化選手に入ってなかった選手)が選ばれたらこういう風に後からミニマムスコア取りに行く仕組みになってるんだなーと。そんで最後に高橋大輔選手は辞退した、とのお話がありまして。


よしわかったフリー持ち越せ!!!!!


ぼかぁね!ぶっちゃけ何に出る出ないよりとにかくあの!フリーを!ペールグリーンゴーストの完成形を!見たくて見たくて仕方がないしみんなにも見てほしくて仕方がないんですよ!!!!
だから来年もやると知ってまず思ったことは「よし、持ち越せ」だったんですよ!!!!!!
第一次現役時代の大輔さんがプログラムの持ち越しはしない・したくない人だったというのは重々承知の上でそれでもなお持ち越してほしいと思うのは、あのプログラムは完成したらとんでもないことになる、それが練習映像の段階でビンビンに伝わってくるからですよ。あと第一次現役時代ならフリーはJOから始まってGPS2戦とGPF、全日本、四大陸、ワールド、あと国別がある年は国別も、とワンシーズンに6〜7回は滑ってたし更にSPはショーでも複数回滑ってたけど(しっかし今思うとタイトなスケジュールだなオイ)今シーズンは3回しか滑ってないんだぜえええええええ????足りないよなあああ???本人も足りないんじゃないかなあああああ?????
いやまあ真面目な話、引退期間中にショーの世界、特にアメリカのトップダンサーと組んだダンスショーのLOTFや歌舞伎とコラボした氷艶の経験を経た今なら「完璧なものを表現したい」という気持ちは強まっているんじゃないかと思うんですよ。思うんですよ。思うんですよどうですか大輔さん。あとほら全日本、なんか知らんけど高橋大輔のフリーだけカメラマンというかスイッチャーが変なサービス精神出して全身見たいのにアップとか変な角度で撮ってたでしょ…ちゃんと正面からのカメラで見たいんですよ…(フジさんにくれぐれも念を押しておきますが正面ってのは選手の顔を正面から映せってことじゃないから!ふつーに正面スタンド側から映してくれってことだから!!お願いしますよ!!!!!)
まあ一介のファンにできることは夢を持つかぎりの精神で持ち越しを祈りながら果報を寝て待つだけなんだけどな!身も蓋もねえな!!!


身も蓋もなさすぎるのでよーしリショーさんとの関大での練習映像、前にも貼ったけど今年の最後にもっかい貼っちゃうぞー!!イェーイ!それではよいお年を!!!!

ボヘミアン・ラプソディを見てきたよ!!!

ボヘミアンラプソディ見てきましたよ!地元の映画館が駅前から海沿いのイオンに移転しちゃって遠い遠いと文句を言ってた俺、帰る時には音響ちょー最高!でっかいスクリーン最高!移転サンキュー!応援上映もやってー!ってなってましたよ。
いやほんと、この映画は絶対に映画館で見た方がいい。特に、クイーンを知らない人にこそ見てもらいたい。

ワシね、クイーンはリアルタイム世代だけどヒット曲バンバン出しまくってた頃はまだ子供だったし、洋楽聴き始めた時期はニューロマ全盛期で主にそっち系を聴いてたし、クイーンに関してはFMでエアチェックしていい曲だなーと思ってもアルバム買うほどのファンじゃなかったんですよ。
それがさ、映画の冒頭、ほんっとに冒頭も冒頭。ライブエイド会場に向かうフレディの背中に被せて
Somebody To Love が流れた途端に謎の涙がドッバァーー!!!!
って止まらなくなっちゃって。もう自分でもわけわかんなかった。音楽に感情を揺さぶられるってこういうことか!と実感した。
そしてそれは、2時間ちょっとの映画の中で何度も何度も何度も実感したよ。最後のライブエイドのシーンなんて鳥肌がやばいことになってた。
あとね、上記の通りの特に熱心なファンでもなかった自分でも、劇中に流れた曲のほとんどを知っていてそのことにもびっくりした。どんどけ名曲揃いなんだよ。
見終わった時には「人間賛歌は勇気の賛歌!」って気分になってた。愛の人フレディの人間賛歌が高らかに脳内で流れ続けてた。
不思議な気分だったよー、ライブのシーンやレコーディングのシーンはこれが俳優が演技している映画だということが頭からスポーンと抜けてた。単にメンバーの俳優が似てるってだけじゃない、似てるか似てないかだとやっぱフレディの顔は微妙に似てないし、でも確かにスクリーンの中にいたのはフレディだったんだよ。そしてブライアン・メイはそっくりとは聞いてたけどもうそんなレベルじゃなくてクローンかドッペルゲンガータイムリープしてきた本人だろ…??って感じでそこらへんも脳を大混乱させた。
もちろん映画だから色々端折られたり時系列変えられたりしてるんだけど、でもスクリーンの中の彼らは本当にクイーンにしか見えなかった。ドキュメンタリーではない、記録映像でもない、色々と演出を加えられた物語ではあるんだけど、でもなんつーか、「クイーンの物語」として圧倒的なんだよ。わかって!わかって!!!語彙!!!!

あ、そうそうこのブログの読者のほとんどは高橋大輔さんのファンだと思うんですが、フレディ・マーキュリーという一人の表現者の生き様は大輔さんファンにも刺さりまくると思うのでぜひ。ぜひぜひ。この俺が高橋大輔と酪王カフェオレと同じ強さでお勧めするぜ。(慣用句)

リショーさん秋の大感謝祭

11日夜。連日の睡眠不足(理由・HDDの自転車操業)により俺がチェイテピラミッド姫路城登攀途中で寝落ちしていた間に、TLでは祭りが繰り広げられていたのだった。



…気がついたら手が勝手にロゴを作っていた。



何がなんだかわからない人のために説明しよう!リショーさん秋の大感謝祭、それは高橋大輔の今期フリーの振付師・リショーさんのツイートによって引き起こされた祭りである!なお今俺が勝手に命名した!


見て!見てこれ!やばくね?やばくね??




先日の近畿ブロック大会ではジャンプグダグダだけどプログラムとしてはやたらめったらかっこよくてステップやばくて(語彙は死んだ)そりゃもう何十回も動画を見ていた今期フリープログラムだけども。この撮れたてほやほや、関大リンクでの練習映像はもう、それより遥かにぶっ飛んでた。激しく踊り狂いながら一瞬でギュイーンって迫ってギュイーンって去るの!!(そして語彙も去った)

だいたい高橋大輔という人はどういうわけだか「こんなとんでもない動きを考えた振付師もそれを滑ってのける方も頭おかしい(褒め言葉)」的なプログラムほどハマる人で、あと女性振付師よりも男性振付師の「ぼくのかんがえたさいこうにかっこいい高橋大輔」という「俺のロマン!!!」をオラーッと惜しげもなくぶつけてくるプログラムの方が格段にハマる。そんな「ぼくのかんがえたさいこうにかっこいい高橋大輔」自慢選手権に今期颯爽とエントリーしてきたのがこのリショーさんだよ。
ちなみにこれまでの「ぼくのかんがえたさいこうにかっこいい高橋大輔」自慢選手権にエントリーしてきたのは


・ヒップホップ白鳥の湖ニコライ・モロゾフ
・eye(宮本賢二
・イン・ザ・ガーデン・オブ・ソウルズ(デイヴィッド・ウィルソン)
・ブルース・フォー・クルック(パスカーレ・カメレンゴ)


といった面々だ!(俺調べ)
いずれも「どうだ!俺の高橋大輔最っっ高にかっこいいだろう!」というアピールが伝わってくるかっこいいプログラムだ!俺これまでに何回かっこいいって書いたよ!ちなみに僕らの宮本賢二先生は「ぼくだけが知ってる素の大ちゃん」自慢選手権にもluv letter やクライシスでエントリーして優勝しているぞ!(俺調べ)


このかっこいい大輔自慢選手権、これまでの俺界1位はカメレンゴ先生のブルースだったんですがいやちょっと今期、リショーさん、やべえっすわ。これ完璧に滑ったらとんでもないことになりますわ。今からもう楽しみで楽しみで動画見まくり倒してごはん作るのも忘れて夕飯にカップ麺食ってる勢い。

てかさ、これ見ると確かにスピンうまくなってるな…??
いやほら、先日大阪で行われた、NHK杯の映像見ながら語るイベントで


(2011年の自分を見ながら)

(* ゚◇゚)<スピンは今の方がうまい

\www/(近畿ブロックでヘロヘロだったやないかーいの笑い)

(; ゚◇゚)<こないだはだめだったけど


というトークがあったそうだけど、うん、確かに今の方がうまいな…素直にうまい…一体どうしたことだってぐらいうまい…近畿ブロックどんだけガッチガチに緊張してたんだよ32歳…一回りも下の若者の中で、ジブリ映画に紛れ込んだジョジョキャラみたいな風貌してたくせにな…

つーかさ、今期から男子のフリーが4分に短縮されたのがつくづく、つくづく惜しいっすよ…このクソかっけープログラムが4分しかないなんてみじけーよ30秒返してくれよ…以前SPのロクサーヌを次の年にショー用にアレンジしたことがあったけど、リショーさんもこれショー用に30秒増量バージョン作ってくれませんかね…ステップマシマシコレオマシマシのやつ…
(夢を持つかぎり)



32歳と30歳

※左側の人が年上です。

薔薇の咲く星

(「胸の薔薇は枯れず」の続編です)


……それから王子さまは、遠く遠く旅をしました。胸に一輪の薔薇を秘めて。
いろいろな星をめぐりました。いろいろな人に会いました。
「ねえ、きみはどの星が好き?」
王子さまが胸の薔薇に語りかけると、薔薇はいたずらっぽくほほえんで、決まってこう言いました。
「あたしは、あなたが一番好きな星が好きよ」
けれども、そう言われるたびに王子さまは困ってしまうのでした。
めぐる星々はどれも美しく、きらきらと輝いていたけれど、どの星が一番好きかと言われると、答えることができないのです。
王子さまは旅人でした。自分の星を、大切な薔薇さえも置いて飛び出した、旅人でした。
ああ、このぼくだけの薔薇を、薔薇の大好きなところに連れて行ってあげたいのに。
星をめぐればめぐるほど、薔薇はここが好きだろうか、どうだろうかと気になって、ぐるぐると考えてしまうのです。

そんなある日、王子さまは小さな星々がぽつりぽつりと浮かぶところへおとずれました。
そこは王子さまの星と同じぐらい小さな星のあつまりで、それぞれにやっぱり一人ずつ王子さまやお姫さまが住んでいて、そうしてめいめいに、花を育てているのでした。
きれいな大きな花を咲かせている人がいます。小さな花を、だいじにだいじに守っている人がいます。
強い風に何度も枝が折れても、あきらめずに苗木を植える人がいます。
昼間のつよい日差しをさけて、静かな夜にひっそりと水をやり続ける人がいます。
王子さまは思い出しました。王子さまの星も、この小さな星々のあつまりの片隅にあったことを。
そうしてそこで、今、胸に咲いているこの薔薇を、だいじにだいじにーー時々はけんかをしたり、顔を見るのも嫌になったりしながらーー育ててきたのだということを。
「ぼく、ここが好きだよ」
王子さまの口からは、自然にその言葉が出ていました。
「ねえ、きみは、ここが好き?」
すると薔薇は、
「それは、あなたが知っているでしょう?」
と、いたずらっぽく笑うのでした。

そうして、王子さまは自分の、小さな星に帰ってきたのです。
「うわあ、たいへんだ」
王子さまは星を一目見るなり笑いだしました。
なにしろ小さな小さな星に、大きな大きなバオバブの木が生えているのです。
ここで薔薇の世話をしていたころは、どんどん生えてくるバオバブの芽を抜くのが王子さまの日課でした。それはもう何年も何年も、毎日毎日続けてきたのです。
ところが王子さまが留守にしている間に、バオバブは生えほうだい。胸の薔薇は枯れなくても、植える土地がありません。
「ようし、まずは土地をつくろう」
大きな大きなバオバブを少しずつ切って。
切りかぶを、よいしょ、よいしょと掘り出して。
何度も何度もくりかえします。
木から落ちたり、転んだり。王子さまは泥だらけです。
何日も何日も何日もかけて、ようやく、薔薇を植える土地ができました。
王子さまは、胸から薔薇を取り出すと、そうっと、ふるさとの星に植えました。
薔薇は、つぼみになっていました。
けれども、そのあざやかな色、かぐわしい香りは、まぎれもなく王子さまの薔薇でした。
「あらいやだ、あなた、泥だらけじゃない。それに、あたしもちゃんと咲けていないわ」
そんな口の悪さも、王子さまの薔薇ならではです。
「見てろよ、今にびっくりするほどきれいに咲かせるぞ」
王子さまはそう言って笑いました。
これまでたくさんめぐってきた星々で、肥料のつくりかたや水のやりかただってちゃんと見てきたのです。
そうして王子さまは立ちあがり、めぐってきたたくさんの星、出会ってきたたくさんの人に届くよう、大きな声でさけびました。

「おおい。ここが、ぼくの星だよ。これが、ぼくの薔薇だよ」

王子さまの星に、遠くから「おかえりなさい」と小さな声が、たくさんふりそそいできました。




高橋大輔選手の復帰に寄せて】


何かが始まる2018

本日昼過ぎ、ごはん食べながら動画を見ていたら「今すぐTLを見ろ」とのDMが入りました。

即確認したところ、



高橋大輔現役復帰のニュースが


高橋大輔


現役復帰


現役


復帰



!?!?!?!?



以下、私の混乱とヒャッハーぶりをご覧ください↓




なんか、なんかもう、こう、



ワクワクしますね!!!!




思えば先日、フランスからダイスケがリショーさんと振付してるよーという情報が突然入ってきた時のあのワクワク感な。2011年夏のリヨンから入ってきた、ダイスケこっちで練習しとるでという情報が入ってきた時のワクワク感を思い出す方が多数いたんだけども、まさかここまでの展開になるとは誰も思ってなかっただろ…よく高橋大輔のファンはジェットコースターに乗ってるみたいだと言われるけど、今回はジェットコースターどころかバーティカルクライムロールだと言ってる方がいた。まさにその通り…心臓が大変なことになったよ…ほんとにな…



では、必死でHDDを空ける作業に戻りますので取り急ぎ!わーーい!!!たーのしーーーーー!!!!
三┏( ^o^)┛

ウマ娘プリティーダービーを熱く語る

イエーイ大輔さん今期のアニメは何見てるー?俺のお勧めはウマ娘プリティーダービー!!

某橋某輔さんがガチのアニオタだと知って以来、軽率に好きなアニメを勧めたくなるんだ。すまんな。
そんなわけで今期はウマ娘に夢中なんですが、実はこれ1話切りしかけたんですよ。Abemaの配信で見た第1話、謎の男(実はトレーナー)のキモさにドン引き、そしてその後のウイニングライブ(1〜3着までのウマ娘がステージ上で歌って踊るというキタサンブラックもびっくりの謎設定。ゲームがそういう仕様らしい)で「俺は何を見させられているんだ…」と当惑し、そっとアプリを閉じた思い出。ちょっと視聴継続は無理だなと思ったよ。
しかしその数日後「コメント付きで見たらウイニングライブも耐えられるのでは?」と思い直し、ニコニコでコメント付きで見たらこれが全然印象違うのね。トレーナーのキモさにもウイニングライブのいたたまれなさにもちゃんと突っ込みが入っていて笑って見られる安心感。そして何より、競馬ファン勢の細かい元ネタ指摘。わしも競馬ファンだけどオープニング映像の元レースとかコメ見て初めて「ほ、ほんとだーー!!」ってなったからな。まさかそこまで「原作」に忠実に作ってくるとは思わないじゃんびっくりだよ。
で、ちゃんと見ると本当に競馬愛に溢れた丁寧な作りの作品で、少女たちの交流や成長を描いたスポ根物としても王道でとても面白い。1話で引っかかっていた部分、トレーナーのキモい描写もわざとミスリードさせるためにああいう描写にしたんだなってわかる。だってトレーナー、ちゃんと見ればほんとに有能でいい人だし、1話のキモい描写とは裏腹に教え子であるウマ娘たちをこれっぽっちも変な目で見ていない(だからこそ気軽に筋肉チェックしたり着替えの場にそのままいようとしたりしてゴルシに突っ込まれてる)のがわかる。
あとウイニングライブに至っては1話のアレでゲーム宣伝に対してのノルマは達成した!とばかりに以後完全にスルー、回想での止め絵とか新聞記事の写真とか、そんだけ。まじでそんだけ。いやーアニメスタッフ思い切ったな大丈夫か。いや個人的にはとてもありがたいですけども。

そしてストーリーはスペシャルウィークとサイレススズカを中心とした、98年頃の競馬を元ネタとして描かれているんだけど、このレースの史実通りの展開とIFの混ぜ具合が本当に絶妙で。レース展開が史実通りなのはもはや当然で、「ゲート入りを嫌がるセイウンスカイ」とか「馬体重が増加したスペシャルウィーク」などの細かいネタを拾いつつ、IFを混ぜる時は大きな「夢」をドーンと見せてくる。
5話、ダービーでは「もしあの馬がダービーに出ていたら」というまさに夢のレースを。
そして7話、天皇賞では、沈黙の日曜日を越えて続く優しい日々を。

…この天皇賞の描き方には本当に本当に感謝してます。6話で、史実での天皇賞勝ち馬・オフサイドトラップと同じオーナーのエルコンドルパサーが出走を決めたのを見た時から、あの瞬間を描くのは確定だなって覚悟はしてて。(現時点ではウマ娘にはオフサイドトラップのキャラは存在していないので、ああエルコンがその代わりの勝ち馬になるのか…と予想はついた)問題はその後、どういう展開になるのかと。
…泣いたよ。アホみたいに泣きましたよ。でもそれは悲しい涙じゃなかった。ありがとう、逃げずにあの瞬間を描いた上で、なおかつその先に希望を繋いでくれて。そしてそれがこれまで丁寧に表現してきた仲間たちやトレーナーとの絆から生まれた結果だということが最高に素晴らしい。スペちゃん、間に合ってくれてありがとう。トレーナー、追いつけなくても必死に指示を飛ばしてくれてありがとう。チームスピカのみんな、励ましてくれてありがとう。これからもあなたの、そして私の夢が走ります。

7話を見て、史実を知っている人も知らない人も大勢が公式に本当にありがとうとリプを飛ばしているのを見て、ああ、本当にいいアニメだな、出会えてよかったなと思った。
少し前にスペシャルウイークが亡くなったニュースの時も、ウマ娘のスペちゃんでスペシャルウイークのことを知った人たちがとてもショックを受けていて、「少し前の自分なら気にも留めなかっただろうニュースなのに、今は実際に会ったこともない動物が死んだだけなのに物凄く悲しい」というようなことを言ってる人もいて。
そうだよ、これが「人の記憶に残る」ってことなんだ。ウマ娘は20年も前に走った馬たちを新しく鮮烈な記憶として残してくれた。すげーよ。まじすげーよ。ありがてーよ。

そんな感じで、ウマ娘をきっかけとして実際の競馬に興味を持ってくれる人たちが多くて嬉しいね。ゴールドシップって奇行が多いけど本物もそうだったの!?とかテイオーステップってほんとにやってたの!?とかスズカほんとに部屋でぐるぐる左回りしてたの!?とか、そういう興味から始まって実際のレース映像とか血統表とか見て深みにはまっていく皆さん、ようこそ!アニメから入ったら嫌がられないかなーとか不安に思ってるかもしれないけど大丈夫、リアルなスペちゃん現役時代を知ってるおっちゃん達もゲームのダビスタから入った人が大勢いるぞ!何しろ競馬雑誌に毎号攻略記事が載ってた時代だからな!

対象に愛をもって丁寧に作れば、こんなにも多くの人に伝わるんだ、ということがよーくわかるアニメなので、まだ見たことない方、よかったら見てみてください。謎の自信を持ってお勧めします。

そして俺はあの時1話切りせずにコメント付きで再度見ることにした俺の英断を未来永劫褒め称える!ありがとう俺!グッジョブ俺!おかげで最高に面白いアニメを見逃さずに済んだ!!

Who cares?

これは例えばの話なんだけどね。
楽しく過ごしている人に、横からやってきて「あなたが楽しそうにしてるのを見て馬鹿にしてる人たちがいるから、あんまり楽しそうなとこ見せない方がいいよ」とか言う知り合いとか。
子供に対して「あの子と一緒にいるのを見られたら悪い噂をする人がいるから、遊ぶのをやめなさい」って言う親とか。
ねえねえあっちのグループの子たちがトイレでアンタの悪口言ってたからあんまり目立たない方がいいよ!とか言ってくるクラスメイトとか。

ワシ疑問に思うんですけどね。
なんで自分のことを嫌いな人の目を気にして、自分のことを嫌いな人のために自分を抑えて生きなきゃならんのかと。
だってさー、自分のことを嫌いであからさまに悪口言う人たちって、どんだけ大人しくしてても絶対、絶っっっっ対に重箱の隅をつついてプークスクスしてくるよ。これは本当に100パーセント断言できるよ。ちょwwwあいつ給食食べてるwwwなんか瞬きしたwwwうわこっち見たwwwみたいなレベルで。だからそれに合わせて自分を抑えて隠れていってもただひたすら消耗するだけで、相手の思うツボでしかないと思うんだけどね。

そんな無駄な消耗は金輪際したくねえので、ワシは自分自身が大切に思う人たちと嬉しいことや楽しいことを共有していきたいし、自分を嫌いな奴のことを考えるぐらいなら自分を好きでいてくれる人たちのことを考えて生きていきたいなーと思うんっすよ。
あと自分が大切な人たちも同じようにハッピーであってほしいと思うし、もし大切な人たちが自然に過ごしてるだけでそれが罪であるかのように喧伝する輩が出てきたら5000字ぐらいで言い返してやるぐらいの気持ちでいるよ。

ま、そんだけ( ´θ`)ノ