ソーラン節でアイスダンスですわよ!

はい!既にさんざん話題ですがアイスダンス村元哉中高橋大輔組、通称かなだいの2021-2022シーズンのプログラムが!発表されましたね!!!

フリーダンスは引き続きラ・バヤデール。これめちゃめちゃ好きだから超嬉しい。何と言っても音楽が流れて動き出したら「ヒァー」って声が出るぐらいにローマンティックそしてエアリー。昨年は2回しかお披露目の機会がなく、その2回ともミスがあったので是非とも是非とも完成形が!見たい!という願いが叶いました。


そしてそして、リズムダンスはー!ソーラン節だーーー!!!!


正確にはソーラン節とKotoという2曲のミックスなのですが、やはりこう、ソーラン節の日本人に対するインパクトの強さよ。推しファンの間でもそりゃ騒然だったけどそれ以上に「アイスダンスでソーラン節」という字面の強さが他推しのスケオタや一般層の度肝を抜いていた様子。
特に若い人や内地の人(※北から目線)はソーラン節ってぇとまず「運動会で踊るやつ」という印象が強いらしく、そりゃアイスダンスと結びつかんよなあフヒヒ、初見の感想が楽しみだなぁフヒヒ、と「他人の初見感想大好き!」なオタク丸出しなことを思ってしまうのですがよく考えたら(考えなくても)俺もまだ見てないわ…っていうかコーチとかリンクメイトとか撮影スタッフ以外誰もまだ見てないわ…あまりにも楽しみすぎてちょっと幻覚見てたね……

さてそんなソーラン節ですが、昭和の時代に北海道で子供時代を過ごした自分にとっては「酒の席でおじじ(母方の祖父)が歌うやつ(手拍子必須)」という印象が一番です。一番ノーマルなやつ。

大体ソーラン節はこんな感じにざっくり分けられます。

  • 元々の漁師歌

道民(主に年配層)が酒の席で歌うやつ。ヤーレンソーランのメロディーがシンプル。ニシン来たかとカモメに問います。(おじじバージョンは「カモメに聞けば」だった)

  • 民謡歌手が歌うバージョン

ヤァァーーーーーーーレンソーランソーラン ソランソーランソーランソーラン(ハイッハイッ)って感じのやつ。「歌のうまい歌手、ライブでサビのメロディーわざと崩して歌いがち」の究極形態。沖のカモメに潮時問います。ニシンには限定しないのか。

  • 「踊る」ためのアップテンポアレンジ

南中ソーラン、よさこいソーランの系譜。運動会で踊るやつ(筋肉痛必至)。最近はダイエットにも使われる模様。ハッヤーレンソーラン!ヤーレンソーラン!ハッドッコイショードッコイショー!ドッコイショードッコイショー!みたいなやつ。どことなく一世風靡セピアの香りがする。


で、アイスダンスで現代風アレンジのソーラン節やるよ!と聞いて道民以外が思い浮かべるソーラン節はどうやらこの、アップテンポバージョンらしい。そりゃまあ「踊る」目的で「現代」に作られたものだし普通はそう思うよなぁフヒヒ(まーた人の初見感想を楽しみにしてるよこのオタク)

ところがですね、今度のリズムダンスのテーマは「ミッドナイトブルース」なんですわ。ここでまずアイスダンスのミッドナイトブルースを知っている層が大混乱する(フヒヒ)。そうだよね結びつかないよね。ちなみにミッドナイトブルースとはどういう音楽か?とググっても出てくるのは同タイトルのあしたのジョー2の主題歌なんですがそれは関係ないです。

しかし元々の漁師歌であるソーラン節、これはある意味ジャパニーズトラディショナルブルースと言える。いや別に適当な横文字羅列して煙に巻こうとしてるわけじゃないから。歌で鼓舞しながら働き、また仕事を終えて歌う、そんなブルースの原風景がソーラン節にはあるわけです。

そんで、かなだいが使用するソーラン節はマイア・バルーさんの歌うバージョン。これがな、プロ民謡バージョンやアップテンポバージョンではなく限りなく原曲の漁師歌に近く、そして同時にまじブルースなんだわ。かっけぇんだわ。間奏のフルートとか震えがくるぞ。

そしてかなだいのリズムダンスではこれに加えてCloZee のKotoという超絶オサレな曲で和風ヒップホップをぶちかますわけですよ…い、今から楽しみすぎて楽しみすぎてそりゃ幻覚も見ますわって感じですよ。初披露まであと3ヶ月ぐらいかな…もう毎日ニシン来たかとカモメに問うよね…いやまあ俺たちが釣られるニシンの群れなわけだが…



マイア・バルーさんがかなだいの曲使用を知りYouTubeに曲を上げてくれたよ。


アルバムには会津磐梯山も入ってて元道民で現ふくすま県民の俺歓喜
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誰へ向けて発信するのか

こないだの記事の続きのようなものです。

SNSが発達して、誰でも気軽に情報を発信できるようになったわけですが、じゃあそれを「誰に」向けて発信しているのか。

たとえばこのブログやツイッターで使っている推しのファンアカウントですが、最初は単に自分の楽しみのためのものでした。ツイッターのフォロワーが増え、ブログがバズってからは推しのファンに楽しんでもらえることを念頭に。そしてユーリオンアイスでフィギュアスケートに興味を持つ人が一気に増えてからは、推しのここが最高だぜ!と広くプレゼンしていく方向にシフトしていきました。氷艶でそれは決定的になった感じです。

なので、近年のこのブログは「内輪の略称はなるべく使わない」「使う時は必ず説明を入れる」という意識で書いています。

で、ファンコミュニティにありがちなのですが、「そのコミュニティ内では誰もが知っている当たり前のことなのに、外部には全く知られていない」ことがあまりにも多いのですね。

それを逆手に取られると、コミュニティの外の人に、悪意のある風説を簡単に流布されてしまったりもするわけです。
そして「それは違う」という否定はコミュニティの内部だけでRTがぐるぐる回り、肝心の外部へは届かない。

風説は早めに対処しておかないと大変なことになる、というのは推しのファンの方なら実感していることと思います。

では、それを「外部」に発信するためにはどうするか。前回はそれへの対処として、あえてあのようなショッキングなタイトルにしました。
このブログは、ツイッターのファンアカウントで更新を告知するとファンの皆さんからある程度のアクセスがある。そして、はてなブログはある程度のアクセスがあるとトップにおすすめ記事として載って外部からの流入が増えるので、それを利用させてもらった形です。

…という具合に今回の件はかなり特殊ですが、普段の当ブログは「俺が推しにキャッキャしつつファンの皆さんに楽しんでもらいつつ隙あらば推しの素晴らしさを外部へ届けるぜ!」という感じでやっております。

もちろんこれは「当ブログの」話であって、鍵をかけて自分だけで推し語りを呟くもヨシ!ファン同士の交流に特化するもヨシ!それは発信する対象が「自分」だったり「ファン仲間」だったりするだけのこと。発信内容も鍵垢だったら自分しか見ないからそりゃもう萌えのパラダイスだったり逆に気軽に愚痴も書けたり、同じ推しのファンを対象に発信している場合は交流が広がって楽しかったりとか。楽しみ方は千差万別です。


さて、それでは一般のSNSやブログではなく、メディアはどこに向けて発信しているのか。

例えば例のクソオブザワールド殿堂入り💩週刊文春💩ですが、これはもう明らかに文春側が考えるところの「大衆」に向けて発信している。文春の考えるところの「大衆」とはつまり、ゲッスい話題が大好きで隙あらばセンセーショナルなニュースに一言申したくてやたらと「義憤」に燃えたがる、そんな存在として想定され、そこに向けて発信している。なので「文春が想定している大衆」の範囲外の、推しが売上やアクセスに利用されたファン層がいくら反感を持っても痛くも痒くもない、だって最初から読者として想定されてないから!というのがああいったゲスメディアの本音でありましょう。

しかしなー、それやってばっかりだとまあ、信頼はされねえよなー。そんで「あそこは信頼できない」と思われたらまず誠実な取材なんてできねえし、となるとやはりニュースソースはリークに片寄るし、まともな取材じゃなくて匿名掲示板のネタを更に憶測で広げた記事を書くライター使ったりとか、どんどんメディアとして墓穴…いやうんこだから肥溜め…を掘っていってるみたいだけど、まあそれが文春の選択か……ラ・ヨダソウ・スティアーナ……


さて、それでは東スポです。

ついこないだまでみんな大好き「かなだい通信」の発信元としてキャッキャされていたのに、五輪組織委のゴタゴタに絡んで数年前の例の件を他のメディアに先駆けて面白おかしく蒸し返した、あの東スポです。

この件で「東スポ見損なった、もうかなだい通信も読まない」という反応が散見されました。

が、そもそもかなだい通信の担当と、五輪組織委の件でクソ記事を書いた部署では「想定されている発信先」がまるで違う。かなだい通信の発信先はフィギュアスケートのファンや対象選手のファンであり、五輪組織委の記事の発信先は「東スポが想定する大衆」です。

競技の選手に直に取材し、その内容をファンに届けるかなだい通信は何よりも信頼関係が大事です。選手から信頼されなくなったり、読者として想定しているファンからそっぽを向かれたら成り立ちません。
自分は競馬ファンでもあるので、前にツイッターで「東スポフィギュアスケートと競馬に関しては絶大な信頼を寄せている」と書きました。競馬の場合は毎週何億という大金が動く一大ジャンルなわけで、万が一ガセ書いてしまったらそりゃもう大変なことになるわけです。だから取材対象となる騎手や厩舎関係者との信頼関係がものすごく大事。もちろん、他のスポーツに関してもそうだと思います。

一方、「東スポが想定する大衆」に向けての五輪組織委の記事は、とにかく衆目を集めさえすればいい。面白おかしく書いてマッチ一本置いておけばあとは対象が燃えてアクセス増えて万々歳といったところでしょう。巻き添えにされる側のことなんて知ったことではなく。
なので最初から信頼なんて念頭にはないのでしょう。なんならクソ記事の部署がかなだい通信の反応の多さで当該選手のファンの多さを知って「名前出したら魚群が釣れるんじゃね??」ぐらいの気持ちでやらかしたんじゃねえかって気もするしな…
いやまあそうだったらそれこそば~~~~っかじゃねえの!?案件なんですけどどうなんですかね…かなだい通信の担当者がコツコツ積み上げた信頼を他部署がぶち壊してどーすんだよと…


かなだい通信担当者さんには心からお見舞い申し上げます。本当にこの件は、選手にとってもファンにとってもメディア内のちゃんとした担当者にとっても貰い事故が過ぎる。早いとこキャッキャしたーい!否、今すぐキャッキャする!


わーい俺みたいな貧困層でも買える値段の推しグッズ(しかもかわいい)が発売されたぞー!ヾ(*´∀`*)ノ キャッキャ

推しがセカンドレイプされている

不穏なタイトルで申し訳ない。しかしこのタイトル通りのことが、私の推し(男性)に何年も続けられている。

このブログをいつも読んで下さっている方々には推しの名前は書かなくてもわかるだろう。タイトルにつられて訪問して下さった方々には「数年前にセクハラ被害に遭った話を最近また拡散された男性」と書けば、ああ…と思うはずだ。

セクハラ事件自体については

  • 加害した人物の対応の無責任さ
  • 周囲で笑いながら撮影していた人々
  • 自分もそれに混ざって撮影しておきながら、後に加害人物を追い落とすために被害者の立場も考えず週刊紙に売った人物
  • 表向きは正義の告発を装って売れればよかろうなのだ精神でゲッスい写真を被害者に全く配慮せず紙媒体に加えてネットにまで載せたクソの殿堂入り💩週刊文春💩とかいうゴミ雑誌

など色々と思うところはあるが、ここでの本題はそれではない。そこから派生した二次被害、一部の人々によるセカンドレイプのことである。

セクハラの被害者に対しては、往々にしてセカンドレイプが発生する。「立場が上の者」から下の者へのハラスメントなので、それを受け入れることによって被害者には何らかの見返りがあったに違いない、という侮辱的な言説である。
女性へのセクハラ事件のネットニュースのコメント欄や当事者へのクソリプで度々目にするその誹謗中傷を、男性である推しもまた、数年に渡って受けている。

加害した人物のフルネームと「お気に入り」「贔屓」などの文言でツイッターを検索してみるといい。唖然とするようなツイートが出てくるだろう。(本気で気分が悪くなるので見たくない人は見ない方がいい)

それらのツイート群曰く、私の推しである彼は加害人物の「お気に入り」であるから、当該人物からさまざまな仕事の便宜を図ってもらったり選考の便宜を図ってもらったり、あげくの果てにスケートリンクまでどーん!と建ててもらったらしいよ!へえーー!!!



ば~~~~っかじゃねえの!?



…いや失礼、しかしこんな反応しかできないほどの荒唐無稽な言説が一部の界隈で次々と(俺の推しが何か仕事をしたり話題になったりする度に)でっち上げられ、大真面目に信じ込まれ、拡散されているのだからどうしようもない。

あまりにも荒唐無稽であり、ソースらしきものは界隈内の伝聞や匿名掲示板のアンチスレであり、真面目に相手をするのも馬鹿馬鹿しく、そんなことより推しにキャッキャしていた方が5000兆倍もいいに決まっている。ので、当該アカウントをブロックなりミュートなりして指先ひとつで俺の世界から消して終わっていた。今までは。

ところが自分の目の前から消しても当然そういったツイート群が実際に消えるわけではなく、むしろ何かあるたびに推しのニュースのヤフコメやメディアのツイッターアカウントへのリプライや引用RTでこのような言説が繰り返されるのである。

もちろん普通ならばこんな馬鹿げた風説は相手にされないだろう。そう思って放置してきた。が、世の中にはこんな馬鹿馬鹿しい作り話でも本気で信じてしまい(というか俺の推し、一部ではとんでもねえ悪人と見なされているようなので悪い噂であればあるほど信じる模様)、義憤にかられる人々がいるのだ。日本だけではなく海外にも。

そこまで行かなくても、たまたまメディアの公式アカウントのリプ欄を見た事情をよく知らない人が「へえーそうなのか」と思ってしまうこともある。そしてそれを狙って、その人々はあえて人目につく「ヤフーニュースのコメント欄」「メディア公式アカウントへのリプライ」などで風説を流布し続ける。むろん当人たちにとってはセカンドレイプでも風説の流布でもなく「権力者から便宜を図られるそのお気に入りへの正義の告発」であると信じて。


どうですか疲れませんかこの構図。俺はめちゃくちゃ疲れてるし推しを推してる仲間もうんざりしてるよ。ちなみに最新の風説は「現役選手だけどゲストとして今期の世界選手権に出場予定」
「現役選手だけど来年の世界選手権のナビゲーターに内定」
だそうですよ。うわー俺推しの気合いの入ったオタクだけど知らなかったわーどこの事情通ですかー……

…もはや突っ込みどころしかないけれどこれを大真面目に信じて拡散している人々がいる。そしてその人々にとってはこの突っ込みどころは突っ込みどころではなく「現役選手なのにそこまで便宜を図られるなんて酷い贔屓だ忖度だ!」ということらしいです。ほえー……

正直、セカンドレイプ目的で風説をでっち上げる者は論外としても、それを大真面目に信じて怒っている人々には、どんなに言葉を尽くしても本当のことは伝わらないんだろうなーという諦めはある。そこまでする暇も体力もやる気もない。しかしとりあえず、ここに「推しが風説の流布によりセカンドレイプを受けている」という記録は残しておく。たまたまこれを目にした方へ向けて。


…っていうか俺もほんとは推しについてキャッキャするだけでいたいしこんなうんこみたいな記事を自分のブログに残しておきたくねえんだよーブログがうんこくさくなるし推しの関係者や友達やまかり間違って推し本人にこんなうんこな内容が見られたらって思うと土下座したくなるし通りすがりのあなたにとっては「スケオタこわーい」で終わる単なる内ゲバネタだろうしな…


森から出るんだ…出られなくても出ようとし続けるんだ…(進撃の巨人

「恋愛に限らない男女の信頼関係」を見たい人、フィギュアスケートのカップル競技を見ようぜ

あ…ありのまま 初滑りスペシャルで見たことを話すぜ!
おれは 推しの顔を見ながらうっとりアイスダンス気分に浸ろうかと思ったら グルグルでギュインギュインでビュォォォォだった


何を言ってるかわからねーと思うので説明しよう!先日我らが「かなだい」ことアイスダンス村元哉中高橋大輔組がイープラスにて初滑りスペシャルと冠した配信を行い、そこでの目玉企画が「かなちゃんの頭にカメラをつけて君もアイスダンサー気分を味わおう!」的なやつだったんですよ、ええ。
この企画が発表された時、ファン界隈はそりゃーもう色めきたちましたね。そ、そんな推しの間近で?推しの顔面を見ながら?推しと一緒に滑ったり?推しにリフトされたり?そんな夢女気分が味わえるのか???俺が前に書いた記事の「いろんな角度から推しの滑りが見たい!」という夢が希望が妄想が、ついに叶うときが来たのか????


しかし蓋を開けてみたらそんなロマンティックなもんじゃなかったね。グルグルでギュインギュインでビュォォォォだったね。
一瞬だけチラッと視界に現れまたすぐ消える推しの顔!めちゃめちゃ近いところですげー勢いで滑る推し!ギェェェリフトたかぁぁぁぁぁい体感速度やばぁぁぁぁぁい生身のバーティカルクライムロールやー……
め、め、目が回る、酔う、こんなハードな動きをあんなうっとり軽やかロマンティックに見せてるとか、アイスダンスってとんでもねえスポーツですね……

そして実感したね、これは本当に、本当に、本当に強い信頼関係がなければやってられねえと。

だって氷の上でさ、足に刃物つけてさ、滑りながら担がれてグルグル回されて、ってできるか普通こんなん。あとカメラマン交代して大輔さん目線になったときも、かなちゃんずっと背を向けてすっげー近くで滑ってんのね。要するにアイコンタクトすらできない、わけですよ。
そんな状況で至近距離を滑ったりツイズルしたり担いだり担がれたり、ってもうこれどんだけ練習を重ねてどんだけ信頼関係を築き上げてきたんだ、って話ですよ。かなだいに限らず、すべてのカップル競技の選手たちがさ。(しかもアイスダンスにはジャンプないけど、ペアにはスロージャンプという「男子が女子をぶん投げる」大技もあるんだぜ???)

そして思い出したのだ、一時期引退中(どんな日本語だ)の大輔さんがブルーインパルスに乗った際のことを。

youtu.be


パイロットのEDENさんこと園田さんの、積み重ねた経験に裏打ちされた確固たる技術。あの、とんでもねえ技を繰り広げているのにまるでバリウム検査の先生みたいなゆるーい口調。すべてを任せられる絶対的な安心感。
かなちゃん撮影のローテーショナルリフト映像を見て生身のバーティカルクライムロールって思ったけど、つまりそういうことなんだな。日々の積み重ねが信頼を生み、その信頼関係が更に技術を磨いていく。

前にツイッターで、恋愛に限らない男女の信頼関係の話(映画とか小説とか)が見たい!というのがちょっと話題になってたけど、そういう人にはまじでフィギュアスケートカップル競技、アイスダンスとかペアとか見ることをおすすめします。
もちろん信頼のかたちは人それぞれなので、公私共にパートナーになっている組もあれば、それぞれ別の人と結婚している組もあるし、姉弟や兄妹も。子供の頃からずーーーっとパートナーを変えずにいる組もあれば、何度かのパートナーチェンジを経てついに栄冠をつかんだ組もある。そしてかなだいみたいに、組んでみたらまるで年の離れた双子みたいにしっくりくることもある。

ほんと、いろんな信頼関係、いろんな演技の個性があってめちゃめちゃ面白いですよ…ウフフ…ウフフ…(YouTube再生リストにもりもり追加しながら)


あっそうだ。パートナー目線カメラはすげー!やべー!でロマンティックどころの話じゃなかったですけど、その前の正真正銘「初滑り」の映像はかなりぐっと来ましたね。
カメラマンが一緒に滑りながらかなだいを撮影してるんだけど、そうすると滑ってるときの音がめちゃめちゃ鮮明に聞こえてくるのね。
で、そういう練習映像、当然ながらシングルの時はエッジの音はひとつだけ。でもかなだいの練習映像は、まったく同じリズム、まったく同じ長さで、氷の上を滑る音が二つ重なってて。
それがなんというか非常に浪漫だったし、


「これが…これがアイスダンス…!!!」

ってエウレカ状態で、脳内のギリシャのおっさんが全裸で風呂から飛び出す勢いでしたね……


18日までアーカイブ公開してますので、よろしかったらどうぞ。
eplus.jp

推しのレジェンドがデビューした

この騒ぎは三日三晩続いた

はい。11月の最後の週末の3日間、フィギュアスケートNHK杯高橋大輔ファン界隈はまさに画像の通りでございました。

わたくし個人としましては前日練習から始まってエキシビション明けの月曜まで5日間、試合もエキシビションもニュースもTVの前にかぶりつきつつツイッターやweb記事チェックとHDD空け作業と録画の自転車操業を続けておりまして、しかも日曜なんてエキシビションと競馬のジャパンカップが放送丸かぶり。そらもう脳が処理落ちしてもやむなしって感じで、おかげでFGOのログイン忘れて呼符10枚貰いそこねました。痛恨。


そんな俺の推し、(シングルで)NHK杯10回出場5回優勝のレジェンド34歳が7年ぶりに(アイスダンスで)初出場。どうよ、このわけのわからない字面。
レジェンドのデビュー戦、というパワーワード。そう、レジェンドは初心者。今年の1月に結成したばかりの、渡米して本格的な練習は2月に入ってからの、かと思ったら昨今の世界的な事情ですぐに帰国することになり再渡米は5月末だか6月頭だかそこらへんの、ピカピカの一年生(34)なのです。

なので、まあ最初は自分も「初心者だし…練習期間短いし…そんなに初めから何でもできるわけないから…」と心に予防線を張っていたのです。最初はな。
春頃にニュースの特集映像などで流れていた練習風景はその通りで、初心者が悪戦苦闘しつつ頑張ってる感でした。が。
10月あたりにね、公開された再渡米後の練習風景が、なんかこう、本格的なわけです。本格的どころかお前ちょっと初心者がそのリフトやっちゃうんかいという感じだし、ちらほら映るプログラムの欠片がやたら美しくてですね。

あーこの感覚この感覚、練習映像見てうっとりしたりフォー!ってテンション上がったりして1分足らずの映像を無限にリピートしちゃう感覚、これよこれ。試合でのお披露目に向けてみなぎってくる、この感覚な!!
そんでもってNHK杯直前に出た、海外サイトでの記事がですね。まーた否応なく期待感(そしてハードルも)を上げまくってくるもので。な、なんすかコーチのズエワ先生がダイスケをゼウスと呼んでるって。空を飛び回っているようだからゼウスって。ゼウスってあのゼウスですかキリシュタリア様の盟友の?つまり大輔さんの子がヘラクレス…??推しと推しが繋がった…???

olympics.nbcsports.com

…などと意味不明な供述をしておりますがいやーあのインタビューのインパクトは凄かったですね。界隈騒然でしたね。ズエワ先生、本気と書いてマジだ。

で、そんなマジでガチなズエワ先生がぶっこんできたプログラム。まずはリズムダンス「MASK」。

www3.nhk.or.jp

これね、初見時は見てる方が緊張しちゃって(多分解説者席のけんじせんせーと同じぐらい緊張したよ!!)ひたすら手に汗握ってたんですが、プログラムのはっちゃけ具合に対して演技自体はまだちょっと慎重だな、という印象で。そしたらこのプログラム作ってからまだ2ヶ月しか経ってないという情報が!ふぁーーーーー!?!?!?
そりゃまあ慎重になるのもわかるわ、っていうか2ヶ月て。2ヶ月てあなた。初心者が?この本格的なプログラムを?2ヶ月でここまで仕上げて???変態か?変態だな???
いやー滑り込んでいくのが俄然楽しみになってきましたね。みんな大好きマンボさんみたいに洗練されたはっちゃけを見せてくれることを期待していいよな??

そしてフリーダンス「ラ・バヤデール」。
いやこれちょっと、滑り出しのところで思わず「ヒァー」って声が出てそれからひたすらうっとり見ちゃって、ツイズルでつまずいたところでようやく試合だって思い出したからね。そのあとまたすぐうっとりモードになったからね。やばいよこれ。
だってキャーでもフォーでもなくヒァーだもん。子供の頃に飼ってた犬が家族の帰宅時に出してた声と一緒だもん。俺がバヤデールを見たときの感極まり具合、家族が帰宅した時の犬に匹敵。
そうか…お前はこんな気持ちだったのか…ちびちゃん…(○十年越しに知る愛犬の気持ち)

www3.nhk.or.jp

(「ヒァー」ポイントは45秒あたりです)
ズエワ先生が二人の強みは「軽やかさ」と言ったのがよーくわかる。まるで羽が舞っているよう。


いやーそれにしても本当、RDもFDもかなちゃん、いや村元哉中様が美しくも頼もしくてな…始まる前にずっと手を握って「落ち着いて、楽しもう」って声をかけてくれたり…RDのリフトで脚を持ちそこねられてもびくともせずにポーズ決めたり…FDのリフトでも「絶対に落ちぬ!!」という確固たる自信と信頼に満ちたその姿…平昌のリンクでクリスと共に満開の花を咲かせたかなちゃんが今、多少頼りない幹でも伸びやかにしなやかに可憐な花を咲かせてくれて…

ありがとう…ほんとに心の底からありがとうかなちゃん…
大好き…課金させて…(公式は早くかなだいバナータオル発売してくれ)


そして、エキシビションエキシビションですよ。いやこの時間のない中プログラム三つも作っとったんかーい!タフすぎるやろー!!
振付はぼくらの宮本賢二先生。元アイスダンサーの賢二先生が高橋大輔のアイスダンサーとしての初めてのEXプログラムを作る…そんな胸熱プログラムがこちら。

www3.nhk.or.jp

これまで大輔さんの節目節目に、怪我からの復帰時の「luv letter」やシングル卒業時の「9000days」などの大ちゃん尊い系プログラム(今俺が命名した)を作ってきた賢二先生、記念すべきアイスダンスデビューにあたってこんなにも素敵なプログラムを作ってくれました。
凄いね、伸び伸びしてるし楽しそうだしキラキラしてる…優しいオーラに満ちてて美しい…尊い


……令和の少女漫画って三次元で動くんだね……


そうこれ。これが自分の、率直な村元高橋組、通称かなだいに対する感想です。
NHK杯アイスダンスは毎年楽しく見てたけどぶっちゃけルールはよくわかんない、そんなド素人の目にもわかる、この、現実離れした華。二人の身長差がほとんどなく、滑りの質が似ているからこその、生々しさのない軽やかなきらめき。かなちゃん(7歳下!)の方が「おねえさん」ぽいのも含めて、ああ、令和の少女漫画。


これから二人は大きな目標に向かってそれこそ山あり谷あり(ジェットコースターとかバーティカルクライムロールはまじほんと勘弁して下さいスケートの神様、こっちの心臓がもたん)の道のりを歩んでいくと思いますが、どうか二人の演技が長く見られますように。


さて、次は全日本だ!!!!

沼落ちプレイバック

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先日お友達と話していた中で、「好き」から「推し」への変化や沼落ちについての話題がありました。
私はかれこれ10年以上高橋大輔選手の沼に棲息するピラニアなのですが、沼にはまる以前にも「好き」「ファン」ではあったのです。
認識したのはトリノシーズンの全日本で、その後トリノで演技を見て「この人の演技好き!まあ顔は好みじゃないけど!!」などと今にして思えばちゃんちゃらおかしいことを思っており、その後も試合やアイスショーなど「見られる範囲で」楽しんでいました。当時は勤務時間の都合で夜のTV放送が見られない時もあったのですが、録画して見るという選択肢は全く頭になかったのですよ。いやほんと今にして思うとアホかお前はという感じで胸倉つかんで録画予約スイッチ押させたいんですけどもね。

そんな「好き」の湿地帯で花を愛でていたら、沼に落ちるきっかけが意外なところからやって来ました。2009年のフィンランディア杯です。
前十字靭帯断裂からの復帰を描いたドキュメント番組がNHKで放送され、そのクライマックスがフィンランディア杯の映像でした。

それまで厳しいリハビリの映像や、音信不通の件なども紹介され、そしてクライマックスがこのフィンランディア杯の映像。プログラムはeye 、固唾を飲んで見守る中で繰り広げられるかっちょいーステップ、よし!と思った次の瞬間、フィニッシュの瞬間に倒れ込む高橋大輔ーーー!!!

ヒエッ!ってなったし会場からも悲鳴が上がった、その次の瞬間!こけた勢いからの土下座ポーズで音楽ぴったりにフィニッシュする高橋大輔ェーーー!!!

そのまま上体を起こして正座ポーズで照れ笑いしながら恥ずかしそうに口元をおさえる高橋大輔ーーー!!!かわいいなーーーーーー!!!!!!

会場の悲鳴は一瞬にして笑いに変わったしもちろん俺も笑ってた。そして「あ、この人は大丈夫だ」と確信した。選手として、というよりも人として「大丈夫」という感じ。なんか昔小塚さんが「大ちゃんについて行けば大丈夫」というようなことを言ってた記憶があるけれど、多分その「大丈夫」とあのフィンランディア杯を見た自分の「大丈夫」という感覚は同じものだと思う。

だってさーまさか「選手生命をおびやかす大怪我からの復帰ドキュメント」のクライマックスが、

ハズカシー> _:(´◇`」 ∠):_

ってなってみんなが笑ってるお日様も笑ってる、ってないだろ普通。なんだこの和やかオーラ。なんだこの謎の多幸感。


…そして私は湿地帯の順路を外れ、沼への第一歩を踏み出したのじゃった。(第一部完)


間を置かず第二部開始。さあそれまでよりガチな感じで高橋大輔を追い始めた俺の前についにバンクーバーオリンピックがやってくる。仕事が夕方からだったのでもちろんリアルタイムで見ましたよ。
そして、バンクーバーではSPの二日後がフリー。つまり丸一日おあずけを食らってしまったのです。この一日が、沼への最後の後押しとなったのでした。


もうね辛抱たまらなくなって見たね、見まくったね録画したSPのeyeをね。ひー!とかかっけー!とかやべー!とかたまんねー!とか奇声を発しながらあっちょっと待ってもう一回、いやまだもう一回、もっと見る見るもう一回、とVHSテープの巻き戻しを繰り返して軽く50回以上は見たし下手すりゃ100回いってたかも…しれねえな……


そんな感じであっという間に沼に落ちました。いやーほんと凄い勢いだった。俺は湿地帯で花を愛でていたはずが、一歩踏み出したら底無し沼にドボーンだよ。遥かな尾瀬ェーーー!!!と裏声で叫びながら親指立てて沈んでいったよ。アイルビーバーック……



まあビーバックしたのは他でもない推し本人だったんですけどね!!


いやまさか選手生命の短いフィギュアスケートというジャンルで一人の推しを10年後も「現役として」推せるとか誰が思うよ…しかも今年のNHK杯、「7年ぶり10回目の出場」で「(アイスダンスカテゴリでは)初出場」でもあるというわけのわからなさ。いやー面白いわほんとこの人…めちゃめちゃ面白い…



あ、ちなみにフィンランディア杯の時の推しの見た目の印象は

「ずいぶん眉毛がナチュラルになったなあ」でした。


今見るとぜんっぜんナチュラルじゃねえ細眉なんだけどな!怪我前はどんだけ細眉だったんだって感じだよな!!!だから当時の俺の「顔は好みじゃないけど!」という感想もまあ、仕方ない!仕方ないんだ!!!!!

映画刀剣乱舞を今頃見たよ

遅まきながら、ずっと機会を逃していた映画刀剣乱舞をアマプラで見ました。

というのも現在某FGOが大量にアイテムが手に入るイベント中で、無限に周回するためのお供が必要だったのです。普段はTTFC(東映特撮ファンクラブ)でライダーや戦隊を見ながらだったり平沢進無限リピートだったりゲーム実況動画(自分がクリア済みのものに限る)見ながらだったりしたのですが、久々にアマプラに入り直したので「そうだ、刀剣乱舞見よう」と思い立ったのでした。

 

いやまあ見始めたら周回そっちのけで見入ってたんですけどね!!!!!!!!靖子このやろう!!!!!三日月このやろう!!!!!!!!!

 

はー…やられた…ある程度(というか安土城の件とか審神者の件とか重要ポイント)ネタバレを読んでいたので初見審神者のように感情がおかしくなることはあるまいとたかをくくっていた私が悪うございました。なんだこれほんと…靖子まじ靖子…としか言いようがないし三日月まじ三日月…としか言いようがない。公開当時の初見審神者勢、よくぞご無事で…

私はもともとニチアサの民なので「脚本・小林靖子」の恐ろしさは身に染みてわかっていたしネタバレも知ってはいたけど、それでもやっぱり「や、靖子ォーーーー!!!!」ってなったからね。二重三重に罠を仕掛けて登場人物と見る側の感情を容赦なく揺さぶってくるこの感じ、ニチアサのクライマックスで何度もやられたこの感じな。

もちろんそうやって感情がやられるためには脚本だけではなく演出も、そして当然役者の演技も重要なんですがこれが全編にわたって本当に素晴らしく。特に三日月宗近役の鈴木拡樹さん、あなた一体何者なんですか???実は鈴木拡樹というのは世を忍ぶ仮の姿で本当は三日月宗近なんでしょ?????などと思ってしまうほど三日月宗近でした。同じ鈴木拡樹さんが演じた舞台刀剣乱舞の配信を見たときにも「み、三日月だーーー!!!」って思ったけど映画でアップの表情とか映像演出が入るとまじやばい、まじ三日月宗近、まじ語彙が消える。

っていうか鈴木拡樹さん大河に出ないかなー!ってこれ舞台の配信見たときにも思ったけど!大河じゃなくても本格的な殺陣がある時代劇に呼ばれないかなー!てかそもそも時代劇の制作自体がほとんどなかったわ!!ちくしょう!!!!

 

そう、時代劇が地上波民放レギュラーから姿を消して幾星霜。昭和末期にはすでに「年寄りが見るもの」というくくりになってたのに、そこから制作サイドが抜け出せなかった結果がこれだよ。

でもぶっちゃけ刀剣乱舞とかるろうに剣心とか、若者もチャンバラアクション大好きだからね。仮面ライダーオーズの上様は特オタに大人気だからね。大河の真田丸で実際に真田丸作ってロケした合戦シーンなんてツイッターのTLが大盛り上がりだったからね。ストーリーが面白くて演出がかっこよければなんぼでも見るからね。

 

でね、この映画刀剣乱舞、最初の配給元とかのロゴを見逃して(ほら周回するつもりだったから…)、脚本がニチアサでおなじみの小林靖子さんだということもあり、見てる間ずっと東映の映画だとばかり思ってたんです。「さすがおれたちの東映!時代劇と特撮で培ったノウハウを惜しげもなく全力でぶつけてくる、太秦と大泉の美しきハイブリッド!」とか思ってたんです。

 

そしたらさ、そしたらエンドロールでさ、

 

 

東宝

 

 

ってさ…

 

 

ごめん!ごめん東宝!俺の先入観を許してくれ!こんなすげー面白いチャンバラ映画を作ってくれてありがとう東宝!!!

そして東映ーー!!!見てるか東映ーーーーー!!!!こういうのがいいんだよ東映ーーー!!!

とにかく時代劇、ちゃんと作れば需要はあるんだ需要は。そして供給も、殺陣ができる若手俳優って舞台関係で今どんどん増えてるじゃないっすか。作品が、作品だけが足りない…殺陣ができる俳優が動けるうちに、どうか活躍の場を…何よりも俺が見たいんだ血沸き肉躍るチャンバラをな…

 

とか言ってたらニチアサで殺陣マシマシの仮面ライダーセイバーが始まりました。わーい!やるじゃねえか東映!!最初からキャラいっぱい出てきて名前覚えるの苦手だから「子連れのガッツ」とか「闇のディーンフジオカ」とか呼んでるけど面白いよ!

 

そして映画刀剣乱舞も続編準備中とのことで、このご時世色々と大変なことと思われますが完成と上映をお待ちしております!今度は劇場に見に行くぞー!!